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華僑の教え

上海ジェイックでの定期講座。
 
「社員から老板と呼ばれていますか?」というテーマを終了し、
今回から新しい内容へ。
 
中国のみならず、
アジア市場を全体的に俯瞰するテーマに移した。



 
アジア経済の主体は、
何と言っても華僑(華人)である。
 
僕は日本での学業を終え、
ボストンバッグ一つで東南アジアに飛び立った。
 
社会人として最初のスタートの地はマレーシア。
多民族国家におけるマレーシアの経済主体は華僑そのものだった。
 
華僑の祖先は、それぞれの理由で祖国中国を捨て、
新天地を求め、裸一貫で子孫の経済的地位の基礎を築いた。
 
荒野を生き抜いてきた祖先を持つ華僑たちには、
今に至るまで、生きる知恵、処世術が脈々と伝授されている。
 
社会人としてヨチヨチ歩きだった僕は、
華僑たちから叱咤激励されながら育てられた。
 
ビジネスの師匠であり、
その教えは自分のビジネスマンとしての、
アイデンティティーの核になっている。
 
彼らから教えられたことの一つのキーワード。
 
「Trust」(誠意)
 
20代の最後、マレーシアから新天地に旅立つ僕を、
お世話になった華僑の社長さんが二人だけの送別会を開いてくれた。
 
当時クレイジーに仕事も遊びもやっていた。
夜中までガンガン仕事をして、
それから飲んで、歌って、踊って、睡眠時間は毎日2時間ほど。
 
いくつか通っていた店の一つに場末のバーがあった。
首都クアラルンプールの暗黒な香りのする、
警察も入ってこれないような雰囲気のバーだった。
 
その暗黒バーの個室で、
昼下がりから二人だけの送別会が始まった。
 
特に何かを多くを話すわけではなく、
ただただ、真っ暗ですえた匂いのする個室で、
大音響のテクノをバックに飲んで、踊っていた。
 
夜も更け、さすがにベロベロになってきた頃、
その社長さんに質問をした。
「ビジネスの成功に必要なことは何ですか?」
 
彼は一言こう言った。
 
「Trust」
 
その夜は、結局、飲み過ぎて倒れ、
運ばれて自宅に戻ったのだが、
朝起きた時、「Trust」という言葉が口をついた。
 
これから先、ビジネスマンとして生きていく中で、
その言葉を絶対忘れないでおこうと誓った。

 
10数年経った今でも二人だけの送別会と、
教えてもらった成功のキーワードは、
鮮明に覚えている。
 
これからも僕の中で生き続けていく、
華僑の教えの一つだ。


 

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