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  • 2018.10.29 Monday
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日中首脳会談

この数年、どれほど日中首脳会談を待ち望んだか。

_

 

6年前のちょうど今頃、日中関係は最悪だった。

 

日本でメディア情報を得る感じと、

現地でリアルな空気を得る感じは、

まるで違ったと思う。

_

 

2012年9月、尖閣諸島問題を契機に反日運動が爆発。

 

パナソニックやイオンなど多くの日系工場・店舗が襲撃され、

日本車に乗っているだけの中国人でさえも暴行される。

タクシーで日本人とわかると乗車拒否。

メディアには出なかったが、集団リンチにあって大怪我をした日本人もいた。

 

とにかく、外で日本語を話すと危険な雰囲気だった。

(僕は今でも駅やエレベーターの中では、日本の電話は出ない)

_

 

だからと言って、中国のことが嫌いになったり、

日本に帰りたいとは一度も思ったことはなかった。

 

それは、

 

常に一緒にいる中国人社員たち、そして、

全ての中国人の友人たちが、何らかの形で守ってくれようとたし、

その好意を有り難く頂き、また恩返しをしたいという強い気持ちが湧き出たからだと思う。

 

「経済活動を通じて、日中友好を実現する」という、

事業思想はここから生まれた。

 

-

 

今回の日中首脳会談の実現は、対米政策という外的要因が背景にあるだろう。

ただ、民間人の、ビジネスマンの、中国でリアルで生きている僕にとっては、理由など二の次だ。

 

長らく待った早春の陽光に少し浸っていたい気分なのである。

 

 

 

 

 


故郷への恩返し

「世界で活躍する福岡県人」として紹介して頂いた。

 

40歳になった時に、残りの人生でやり遂げたいことをまとめた。
その一つに「故郷への恩返し」があった。

 

まだこれからだが、その入り口には立てた気がする。

 

 


メディアに出ない本当の中国

海外に通用する人を目指す有志の会、アンビシャス。

 

みんなの意識レベル、知識レベルが高く、

確実に福岡の地で新しい価値を生み始めている。

 

25回目の今回は、僕のお話。

テーマは、「メディアに出ない本当の中国」

 

我々が日常的に得られる情報は、

実はかなり操作されていて、

その裏側にある背景を考える作業が必要だ。

 

真実を知るために必要なことは、

できるだけ一次情報に当たること。

 

今回は僕が情報ソースを持っている中国の友人たちや、

現地で肌感覚で感じていることを伝えた。

 

参加メンバーが新たな気づきを得られたなら幸いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


異才の日本人大学教授

中国で生活をする最大のメリットは、
多くの面白い人たちと出会えること。

 

天才、異才、奇才含め、
「へぇ〜、こんな人いるんだ〜」と、
思う人たちと出会う確率が日本の10倍。

 

現地の中国人は当然として、
アジアの、アメリカの、ヨーロッパの、
世界中の才能溢れる人たちとの出会い。

 

ここでの生活が飽きない理由の一つだろう。

_______________________________________

 

今回、北京で一緒に飲んだこの人も、
そんな才能溢れる人の一人。

 

中国の名門大学、
対外経済貿易大学の教授、西村さん。

 

日本人唯一の中国の大学教授。

客員教授は日本人は多くいるが、
中国の修士・博士課程を経て、
教授まで上がったのは唯一という。

 

異才な人物である。

 

彼の話す中国語は完全な北京官話で、
聞きながら思わずニヤニヤしてしまうほど。

 

ビールを片手に、日中の政治経済社会のこと、
教育の重要性、趣味の話、大いに盛り上がった。

 

教育者とビジネスマンの違いはあれど、
志の方向性は同じだ。

 

「こんな人いるんだ〜」と、
ウキウキしながら帰路に着いた。

とても気持ちの良い時間だった。

 

 

 

 


スチール撮影

「自分を愛せないと、他人は愛せない」

確かに、そう思います。

 

はい、認めます。

自分好きです😂

____________________________________________

 

福岡在住の写真家、濱崎さん。

 

東京とロンドンを拠点に、

アルバムジャケットなどを手掛けてきた。

顧客には、ジェームスブラウンなど世界的大物も。

 

彼の自宅兼スタジオに行き、

会社のプロフィール用で、

スチール撮影してもらうことに。

 

スーツ姿の「真面目」バージョンと、

私服のカジュアルバージョンの二パターン。

 

最初はコチコチに緊張していて、

右手と右足で歩くようなぎこちなさ。。。

表情も引きつる。

 

数々のモデルを撮影してきた彼から、

撮られ方のコツを伝授される。

 

モデルにも確かなノウハウがあることを知る。

とにかく、上半身の力を抜くことだそうだ。

無理にポーズを取ろうとすると、力みが生じ、

表情が不自然になるらしい。

 

撮影にもだんだん慣れてきて、

調子に乗ってきた。

 

ここからは博多弁で言う、

「のぼせもん」の本領発揮。

 

最後は上半身裸で、

雑誌「ターザン」を意識したポージング😂

________________________________________________

 

打ち上げの時の会話。

 

濱崎さん:「裸って。。。どれだけ自分が好きなの?😂」

私:「自分を愛せないと、他人は愛せないでしょ!😂」

 

 

 

 

 

 

 


夏の終わりのアモイにて

言葉ができることの意義を感じた話。

 

中国の南部、福建省アモイに出張。

 

いつもは基本的に社員が同行するが、

今回は表には出せない案件だったので、

中国人企業とサシで商談した。

 

予定より商談が早く済み、

週末に時間が空いた。

一人で自由な空気を吸いたい気分に駆られる。

 

________________________________________________

 

小さな地元旅行社をぶらっと訪ねた。

アモイからそう遠くないところ(片道200km)に、

世界遺産の客家土楼群がある。

 

ここに行ってみよう。

現地の日帰りツアーバスに飛び乗った。

 

土楼は、客家の人たちが外部侵入を防ぎつつ、

機能的な集団生活を送るために考案された伝統建築。

最大の土楼には現在でも80世帯の氏族が生活を送っている。

 

 

 

建築物自体も興味はあったが、

むしろ、そこでリアルに生きている人たちが、

実際にどんな生活をしているのか、

それを肌身で感じてみたかった。

 

世界遺産だけあり、周辺には多くの観光客で溢れていたが、

観光客が立ち入り禁止されている住民区にスゥ〜と入る。

 

 

日陰で孫の遊び相手しているおじいちゃん。

洗濯物を干しているお婆ちゃん。

かくれんんぼをしている子供たち。

 

どこにでもある普通の田舎の生活感が心地良い。

 

茶店に入り、お茶をご馳走になる。

店主と話していると、「この日本人、中国語ができるぞ」と、

隣近所の人たちも寄ってくる。

 

 

地元の中国茶と茶菓子を頂きながら、

笑顔に包まれた、よもやま話で時間が過ぎる。

 

________________________________________________

 

人の幸福感は、人との繋がりによって生まれる、

って何かの本に書いていたけど、その通りだなと。

 

多少なりとも言葉ができることで、

繋がらなかったであろう人たちと、

繋がることができ、幸福感を得られる。

たとえ、ひと時の瞬間であったとしても。

 

言葉ができて良かったと、しみじみ。

夏の終わりのアモイにて。

 

 


上海飲食店の苦難

今年に入り、上海の飲食店は強制立ち退きの憂き目に遭っている。

日本人のレストラン経営者仲間。

 

彼らはリスクを取り、徒手空拳で頑張っている。

現地では予約が取れないほどの人気店もあった。

 

友人の店もその一つ。

政府からの通知。

 

「1ヶ月後に立ち退くこと」

立ち退きの理由は、「違法建築で運営している」など様々だが、

実際はみんな正式な手続き、認可を得て開業している。

 

補償も何もない。

泣き寝入りせざるを得ないのが現状だ。

 

本質的な背景は、

経済における政治の影響が強いこと。

詳しくはここでは書けないが。。。

________________________

友人の店の最終日。

 

「まだやるの?」(僕)

「やれるところまでやる!」(彼)

 

彼は、やり続ける先に見えてくる光を信じている。

 

 

 

 

 

 

 


日本人学生インターンシップ

「夏休みにインターンシップを受けさせて頂けないでしょうか?」

 

とメールが届いたのが6月。

過去のインターン生のブログを見て、

連絡してきたのは、早稲田大学の学生さんだった。

 

今は、上海をベースにブンブン🐝飛び回っている状況。

お世話をする時間がないな〜と数日悩んだ。

 

ただ、内向き志向が強く、外に出たがらない学生が多い中、

「中国語を使ってインターンしたいです!」と、

彼女の熱い想いに意気を感じ、受け入れることにした。

 

 

 

 

この条件を飲めるなら受け入れると、

出した条件は、

 

  • 給料は中国人インターン生と同額(日給3000円)
  • 私と話す以外は基本は中国語を使うこと
  • 与えられた仕事は、四の五言わず何でもやること
  • 住む場所は自分で探すこと
  • 海外傷害保険は必ず入ること
  • 両親の承諾書を提出すること
  • 実習報告書を提出すること
  • 実習報告の発表会を中国語ですること

 

厳しい条件で、しかも僕の指導はスパルタ式なので、

大変だと思うけど、実習を終えた後、

あたなに「来て良かった」と思わせる自信はあると伝えた。

 

上海に到着後すぐに病院に担ぎ込まれたり、

下宿先で騒音問題があったりと生活面での苦労、

慣れない環境下での仕事面の苦労と、

「耐えられるかな〜」と心配しながら様子を見ていたが、

この一ヶ月半、彼女は持ち前の根性で乗り切った。

 

特にインターンの総まとめの実習報告書は大変秀逸で、

多少の頑張りではできないレベルの内容だった。

 

最終日の実習発表会は、全て中国語で、という条件に、

相当プレッシャーを感じていたようだが、

数日の徹夜で準備をし、素晴らしい内容の発表をしてくれた。

 

 

 

帰国最後の日に、四川料理店に一緒に行き、

「はい、最後の課題」とウサギの頭の料理を出した(笑)。

 

のけぞりながらも、頭からかぶり付く姿を見て、

「この子はグローバル人材のダイヤだな〜」と微笑ましく感じた。

 

 

 

お世話になったお礼にと、

サプライズで似顔絵人形をプレゼントしてくれた。

(周りからは似ていると言われるが。。。)

 

最後にもらったお手紙にはこう書いてくれていた。

「古閑社長は私の人生観を変えてくれ、成長させてくれた恩師です」と。

 

正直、ちょっと泣けてきた。。。

 

 

 

自分は自分のあらゆる資源を、
次世代へのバトンタッチしたいという想いがある。
少しずつでも与えられる人から、与える人になりたい。

 

大鷹さん、またいつか、世界のどこかで、会いましょう。

 

 

 

 

 


世界美食祭り

上海の夏の終わりに開催される世界美食祭、「河马生活节(カバ生活祭)」

 

福岡の老舗酒蔵、鷹正宗の中国輸出販売のお手伝いをしている関係で、今年も参加した。

 

中国では、昨年大ヒットした現地ドラマが日本料理店を舞台にしていたことや、

全国的な日本レストランも拡充があり、日本酒がちょっとしたブームになっている。

 

地元上海テレビ(上海电视台)の取材を受けた。

日本語と中国語で、日本酒を語ってくれとのリクエスト。

 

質問タイムでは、「日本人は酒を飲む前に何か儀式的な歌を歌うのか?」とかいう質問も。

(モンゴル人の習慣と間違っている。。。笑)

 

「飲む前には歌わないが、飲んだ後のシメは博多一本締めだ!」と答え、

アナウンサーに博多一本締めのやり方を教え、

一緒に「よぉ〜お、シャン!」取材をシメた。

 

博多一本締めが、

上海の日本料理店に鳴り響く時代が来るかも。。。

とささやかに願う。

 

 


十年

UTS上海が設立10年を迎えた。 右も左もわからない上海という土地で、 人脈も、経験も、ノウハウも、何もないところからスタートした。 あったのは、「恍惚と不安、我胸に有り」という、 未知の世界への期待だけだった。 この10年間、まるでジェットコースターに乗っているような感覚。 最初の5年は増収増益でグングンと上に上がったが、 その後、外部環境の適応に遅れ、真っ逆さまに急降下。 二回ほど大回りで回転し、取りあえず落ち着く。 そして、今またゆっくりと登りつつある状態。 途中で100回ぐらい「もう降りたい」と思った。 でも、「やっぱり続ける」と思い直し、 生き残るためにできることは、全てやると覚悟を決めた。 本当にたくさんの人たちに助けられた。 社員をはじめ、中国の、日本の、シンガポールの、香港の、 色んな国籍の、色んな方々に支えられて、10年間生き延びてこれた。 「孤独だが、一人ではない」と心から思える。 明日から次の10年に向けて第一歩を踏み出す。 僕の究極の経営目標は、事業を通して、それに関わる全ての人々の幸せを叶え、 社会に必要とされる会社に育て、それを次世代にバトンを繋ぐことだ。 僕が描く大きなジグソーパズルは、 少しずつ少しずつだが、形作られていっている。

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